今こそローカリゼーション 基調講演

未来へむけて希望のあるメッセージ、それを私たちは「しあわせの経済学」とよんでいます。基本的には「自然と、他の人とつながり直すこと」です。そのためにローカリゼーションが必要です。ほとんどの社会的、環境的な問題の解決に繋がる方法だと思います。 世界中の草の根の人つながるというビッグピクチャー(全体像)が大事です。 主流なメディアは、様々な危機を本来のものとは別なものに見せています。曰く、人間の貪欲さによりどんどん消費していくからこうなるんだ、また経済システムは進歩進化していてこの道以外にない、というふうに。でも一歩引いて全体を見てみると、必ずしもそうでもないということがわかってきます。 銀行や大企業が事実上の政府として機能しています。そこで働く人がいい人、悪い人という問題ではありません。理解しなくてはならないのは、あまりにビジネスがグローバル化されたため、民主的なことや環境が尊重されなくなってしまったことです。大きな銀行や企業がつながることでできた事実上の政府が、各国政府にプレッシャーを掛け、更に危機を破壊に向かうような方向に押しやっているということです。 基本的には大企業ビジネスはエネルギーを消費し、技術集約型で、天然資源を大量に使い、雇用を減らすという問題があります。巨大化するグローバル企業はダイバーシティ(生物的&文化的多様性)を軽視し、自然と人の尊厳をなくしています。世界中で、今、多くの人が根本的なシステムの変化が必要と気づき始めています。世界中で起きているムーブメントをご紹介します。 中国のルーラル・リコンストラクション・ムーブメントは、村落を再構築する運動ですが、ほとん

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